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支配性が強くなる場合


支配性が強くなるというのは、飼い主が犬に甘え、正しいしつけができないことにより、犬が自分を群れ(家族)のリーダーだと勘違いしてしまうことです。自分がリーダーということは、飼い主や家族は犬よりも格下ということを意味します。自分より順位の低いもののいうことを聞くはずがありません。犬は自分の意思を通そうとし、家族に自分の力を誇示しようとします。さらには自分の群れを守ろうと、他人や他犬に対しても攻撃的になってしまうこともあるのです。このような場合は、とにかく主従関係をはっきりさせることが大事です。飼い主がリーダーであることを犬に理解させなくてはなりません。そうかといって力でねじ伏せようとするのは逆効果。あくまでも冷静に、忽然とした態度で対応を。まずはリーダーウォークを行いリーダーシップをとれるようにしましょう。





うるさく吠える


訪問者や他人に対して攻撃的に吠えるのは、自分の縄張りの主張。不満や欲求があるたび吠えて自己主張するのは、吠えれば思いどおりになると思うことによる。どちらも自分がボスだと思っている犬の行動

【対処法】


犬が吠えたとき、大きな音のするもの(空き缶に小石や小銭を入れたもの)を犬にあたらないように投げるなど、吠えたら嫌なことがおこるという条件づけをする。このとき、飼い主の姿が犬に見えないようにすること。間接的に犬に不快感を与え、天罰が下ったような状態にすると、自らその行動をやめようとする



ほかにも、臆病で神経過敏であることから吠える場合がある。これは、子犬のとき(社会化期)に環境に慣れることが足りなかったのがおもな原因。親犬からの遺伝的性格という場合もあるが、飼い主が犬を社会に慣れさせ、なじませることがきちんとできていれば、それほど問題にはならないはず

【対処法】


寝場所を落ち着いた場所に移すなど、環境によるストレスを除いてやる。また散歩に連れ出し社会環境や外の騒音などさまざまなものに徐々に慣らしていく


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飛びつく


犬が人に飛びつくのは、その人のことを自分と同順位、または下位の者と順位つけており、自分のほうが上であるということを先に示そうとする支配性からくる行動。特に大型犬は、子どもなどに飛びつくと危険なのでやめさせること。飼い主は、犬が飛びつきそうになる状態をつくらないようにすることが重要。

【対処法】


飛びつかれそうになったら、犬の行動には全く反応せず、完全に無視するのがいちばんの方法。犬に話しかけたり、目線を合わせたりしないこと。近くに壁があれば、壁のほうを向いてしまい無視し続けるとよい。抵抗するとかみつかれる場合もあり危険


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食事中に近寄る人に威嚇する


これも自分がボスだと思ってしまった犬の行動。犬の社会ではボスが食べ終わったら下位の者が食べるというのが原則。自分の食事中に下位の者(飼い主など)が近づくと、力を示すために威嚇する。食器を取ろうとすればかまれる場合もある

【対処法】


とにかく、飼い主がリーダーシップを取り戻すことが大切。対処法としては、食事の際に、まず空の食器を犬の前に置き、座れをさせたらスプーン一杯(一口分)を食器にいれ「マテ」をさせてから食べさせる。これを続けて全部食べさせるようにするとよい。この方法は、上位の者からエサをもらっていると犬に実感させるので、服従心を養うには効果があり、すべての問題行動の矯正に役立つ


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リードを嫌がる、引っ張る、座り込む


リードを嫌がるのは、慣れていない場合がほとんどだが、引っ張るのというのは主従関係がくずれ、犬が主導権を取ろうとしていることの表われ。座り込むという場合は外界に恐怖を抱いている(環境恐怖症)、もしくは飼い主と歩きたくないという自己主張のこともあり、そのままにしておくとワガママがエスカレートしてしまう

【対処法】


リードを嫌がる場合は、リボンなどを首に巻くことから始め、次に首輪をゆるめに着ける、リードを着けて自由に遊ばせるなど、除々に慣れさせていく。リードを引っ張る、座り込む場合は、自己主張をさせないように、または飼い主に信頼をよせるようにするために、リーダーウオークのトレーニングを行う事が最適


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犬同士のケンカ


これはオス同士の優位争いからおきることが多い。しかし、社会化期にほかの犬と十分に接していれば、それほど攻撃的な犬にはならないはず。また、臆病な犬は怖さのあまり先制攻撃をすることも

【対処法】


飼い主の前でケンカするのは、犬が人をさしおいて主導権を握っている証拠。ここで飼い主が「イケナイ」と叱っても、犬は応援してくれていると思い、ますます興奮するだけ。リードを強くしゃくり、立ち止まらずに犬を無視してどんどん歩いて行くとよい


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犬のかみ癖


子犬のころのあまがみ(人の手などを軽くかむ)を放っておくと、犬は自分のほうが強いというボス意識を持ち、成犬になってからも力を誇示するために本気でかんでくるようになってしまう。犬のかみ癖を防ぐには、子犬のころからあまがみを絶対にさせないこと。また、いっしょにじゃれ合ったり、ふざけたりせず、ホールドスチールとタッチングをしっかり施す事が大切。子犬がかんだときには、犬をひっくり返し喉のほうから口吻部を押さえ込む(これは母犬が子犬にするしつけと同様のこと)。成犬の場合、むやみに手を出すとたいへん危険なので、専門の訓練士などに相談を

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