●動物病院の選び方
愛犬の突然のケガや病気は、飼い主をパニックにおとしいれるものです。特に緊急を要するような場合は、一刻も早く病院に連れて行かないと、取り返しのつかないことになりかねません。こうした万一の事態に備え、犬が健康なうちから信頼できるホームドクターを探しておくことが肝心です。病院選びの一番の決め手は、自宅から近いこと。近所なら、犬も連れて行きやすいし、往診も可能です。それに、毎年のワクチン接種や健康診断も気軽に受けられます。良い病院を探すコツは、口コミ情報がいちばん。散歩の途中に出会った人や、ほかの動物を飼っている人から、評判のイイ病院を紹介してもらいましょう。その中から自分にあった病院を選び、まずは犬を連れて健康相談やワクチン接種などに行ってみることです。病気についていろいろと教えてくれたり、犬への接し方がていねいで飼い主の話をよく聞いてくれる獣医師なら、信頼できるでしょう。また、病院内が清潔に保たれていることも、チェックポイントのひとつです。ただし、いくら名医の評判が高くても、飼い主との波長が合わないようであれば、避けるのが賢明でしょう。この先、安心して犬を任せるためには、お互いのコミュニケーションがとても大事になるからです。犬と飼い主の気持ちを理解してくれる、よい獣医師を見つけましょう。
◆ほかの飼い主と病院についての情報交換をする
◆近所で評判のイイ病院を探す
◆犬と飼い主の気持ちになってくれるか
◆飼い主の話をよく聞いてくれる、気軽に相談にのってくれるか
◆熱心な対応に、犬に愛情を持って接してくれるか
◆病気の原因や状況、処置方法、薬についてきちんと説明してくれるか
◆病院内が清潔か
◆治療費の明細がわかり、過剰診療の傾向が見られないこと
◆対応がぶっきらぼうな病院は避ける
◆急患に応じるかどうか
●動物病院のかかり方
愛犬を早く正しく治療するためには、飼い主がふだんの犬の状態を熟知しておくことが大切です。そして、獣医師に健康な時との様子の違いや、病状の経過を正確に伝えることができなければなりません。また、病気は予防が大事です。定期的に予防接種や健康診断に連れて行きましょう。待合室や診察室では、犬をおとなしくさせたり、犬を押さえるなど、飼い主も診察に協力するように心がけましょう。自分勝手な病気の判断や、治療法、薬などへの口出しは避けること。万一、愛犬の病状が夜中に悪化したら、迷わず電話で相談しましょう。しかし、こうした緊急時を除き、受診は病院の休診日や、時間外を外すのがマナー。出かける前に電話をするのは上手な利用法です。
◆予防接種、健康診断などを通して、愛犬の状態を知っておいてもらう
◆日頃の健康状態と違うと感じたら獣医師に相談する
◆獣医師の問診には病状や経過などを正確に答える
◆「マテ」「スワレ」などのしつけをマスターさせておく
◆診察室では診察に協力する
◆病院の診療時間や休診日を知っておく
◆飼い主の都合を優先しない
◆病院へは電話をかけてから出かける
犬も初めての場所は緊張するもの。病院に対する印象が悪いと、二度目からはがんこに拒否することもある。まずは、飼い主がリラックスして、にこやかに獣医師と話す姿を見せる。そして、お気に入りのおもちゃや、おやつを与えるなどの工夫も必要。病院に行くのが楽しみになるように、散歩コースのひとつとして、病院の前を通るのも一案
病院ではさまざまな部位を触診するので、そのときに、犬が嫌がると診察がスムーズにできない。シャンプーやつめ切りなどを利用して、子犬のころから人に触られることに慣れさせておこう。